優秀賞

救心

救心

救心製薬株式会社

【審査部門】医薬品系部門

【発名者】堀 正由

https://www.kyushin.co.jp

【 商品・サービス・団体の特徴及びコンセプト 】

9種類の自然の生薬が配合された救心は、それぞれの生薬が特長を発揮して、自律神経のバランスを整え、全身の血液循環を良くし、心臓の働きが低下して起こるどうきや息切れ、緊張や不安、ストレスが原因で起こるどうきにすぐれた効き目を現します。また、身体がだるくて気力が出ない時や、暑さなどで頭がボーッとして意識が低下したり、めまいや立ちくらみがした時の「気つけ」にもすぐれた効果を発揮するお薬です。

【 ネーミングの由来 】

創業者の堀正由は主力製品であった「ホリ六神丸」を改良し、新製品の開発に踏み切りました。「ホリ六神丸」の愛用者からの心臓によく効くという声をヒントに製剤の改良を重ね、薬効を明確に印象付ける名前を考えました。「六神丸」の「神」の字を入れた「神効丸」や、心臓に効くから「心効丸」などが候補に挙がりましたが、熟慮の末、心臓を救う薬「救心」が薬効につながる最もふさわしい名前とし、大正14年に「救心」と命名し、製造、販売が開始されました。

【 受賞コメント 】

この度は第1回日本ネーミング大賞2020医薬品系部門優秀賞に選出いただき、誠にありがとうございます。ネーミングは社内でも創業時から重視してきましたが、このように選出いただくと改めて救心という名前が製品に与えている影響の大きさを実感します。製品はネーミングが大切なだけでなく、その名にふさわしい製品となるよう育て守っていくことも同様に重要なことだと感じています。これからもこの賞に恥じぬよう、人々に信頼されるお薬をお届けできるように励んでいきたいと思います。

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