【 選考理由 】
「短い言葉の中に、意味や想いが込められていて秀逸」「機能性ネーミングとして優秀。何のためのお酒か一目で伝わる」「健康ではなく命を謳ったことで、インパクトを増している」「語感も包み込むような優しさに満ちていて、創業者の思いが伝わってくるようなネーミング」「名前を見ただけで、滋養があるとわかる普遍的な名前」など、沢山の好評コメントがありました。
日本ネーミング協会は「長きに渡り、多くの人に親しまれているネーミングが優れたネーミング」と考えます。「養命酒」は家庭の薬酒として多くの人に親しまれてきた超ロングセラーであり、賞賛すべきネーミングと評されました。
【 商品・サービス・団体の特徴及びコンセプト 】
14種類の生薬が溶け込む第2類医薬品です。ご服用いただきますとお腹のなかからじわ~っと温まります。その薬効成分は、血行に伴われて全身を巡り、代謝を活発にしながら、滋養強壮剤として、冷え症、肉体疲労、胃腸虚弱、食欲不振、虚弱体質、血色不良、病中病後といった症状を改善します。
【 ネーミングの由来 】
創始者の名づけと伝わります。江戸時代以前のことです。マーケティングのない時代に、世の人の健康と長寿を願って名づけられたものと想像しています。
【 受賞コメント 】
長年にわたりお届けしてきた製品が、今、このように評価されたことを大変嬉しく思います。薬用養命酒は長い歴史をもつ東洋医学の考え方が息づく医薬品です。冷え症、胃腸虚弱、肉体疲労といった症状に滋養強壮剤としてじわ~っと効いていきます。
近年、世間では東洋医学への関心が高まっているように感じています。
未病、養生、薬膳、ツボ、鍼灸、生薬…これらの言葉を耳にする機会が増えました。体に丁寧に向き合っている方々が、自分に合った健康法を求めているように思います。
冷え症や体の疲れ、胃腸虚弱や病後の体力の低下…こうした我慢されがちな不調でお悩みの方にも養命酒に気づいてもらい、お役立ていただけることを願っています。
生活者の信頼に応え、豊かな健康生活に貢献するという経営理念のもと、これからも皆さまとともにあるブランドでいられるよう、精進してまいります。
この度は栄えある賞を誠にありがとうございました。

