優秀賞

宅急便

宅急便

ヤマトホールディングス株式会社

【審査部門】旅行・交通・物流部門

宅急便サイト/ヤマト運輸

【 商品・サービス・団体の特徴及びコンセプト 】

宅急便(たっきゅうびん)は、ヤマト運輸が1976年1月20日に発売した宅配便サービスの商標。同社の持株会社であるヤマトホールディングスが登録商標(第3023793号ほか)している。同社グループは、「クロネコヤマトの宅急便」のキャッチフレーズで親しまれているように、黒い親子ネコのマークをシンボルマークとしている。

【 ネーミングの由来 】

「宅急便」には、「お宅に素早くお届けするサービス」という意味が込められている。
当時社内で取り組んでいた小口配送業務の仮名称として「宅急便」を使用していたが、卓球を連想することから正式な名称を決めるために社内公募を実施した。「ハニーライン」「トゥモローサービス」「クイックサービス」などが候補に上ったが、最終的には「YPS」(Yamato Parcel Service)の略)と「宅急便」の2つを併記することとなった。「YPS」はアメリカの大手運送会社であるUnited Parcel Service社の「UPS」を参考にした。サービス開始当時はこの2つを組み合わせて「YPSの宅急便」という名称を使用していた(当時の宣伝チラシにこの表記がみられる)。

【 受賞コメント 】

この度は、栄えある「日本ネーミング大賞2020 優秀賞」を頂戴し、大変光栄に思います。
「宅急便」を開始してから40年以上が経ちますが、この名前が広く親しまれているのは多くのお客さまにご利用いただき、育てていただいたからこそ、と実感しております。
ヤマトグループは昨年、100周年を迎えました。今後も多くの方により便利にご利用いただける「次の運び方」を創り、豊かな社会の実現に貢献できるよう、一層努力してまいります。
この度は、本当にありがとうございました。

戻る