【 選考理由 】
「ふわりとした感じでお酒であることがわかりやすい」
「“もとかの”も発売されていて、同時に飲む修羅場を楽しむという発想も面白い」
「ネーミングの面白さでどんなものだろう?という想像や購買意欲を掻き立てられる」
「ユニークでお酒の席で会話が弾みそう」「作り手の楽しい気分が伝わる」など、
沢山の好評コメントがありました。
またコロナ明けが本格化した今年、お酒を楽しむ機会や場も戻りつつあり、そんな宴席を
楽しくできるネーミングであることも支持・評価された理由となりました。
【 商品・サービス・団体の特徴及びコンセプト 】
薩摩の“白豊芋”を白麹で仕込んだ本格芋焼酎 【いまかの】。
フレッシュな香りとキレの良い甘みが癖になる本場の薩摩焼酎です。女性2名のチームで企画し、
九州の酒造探しに奔走しました。厳しい道のりでしたが私たちの想いに共感していただいた、
さつま無双株式会社(鹿児島県) の協力で商品化が叶った思い入れのある商品です。
「いまかの」は姉妹商品「もとかの」と味の変化を楽しめる芋焼酎で、ネーミング通りの味を
表現できました。デザインは若い世代や女性にも本格焼酎を楽しんでもらいたいという想いから、
キャッチーなネーミングとは対照的に白を基調とした上品でやわらかいイメージを意識しました。
【 ネーミングの由来 】
【いまかの】のネーミングは姉妹商品「もとかの」と同じタイミングで生まれました。
当時チームで食事をしていた時に、“元カノ”という言葉はあるけれど“今の彼女”は何ていうの?
そんなたわいのない会話から生まれたのが【いまかの】です。
キャッチコピーは「朝まで呑みたい、いまかの」。
朝まで呑みたくなるほど、すっきり軽やかな飲み心地をお楽しみいただける商品です。
また「いまかの」と「もとかの」をブレンドした飲み方“修羅場”が人気です。
味はもちろんのこと一度聞いたら忘れられないネーミングで酒席での会話を楽しんでいただきたい、
チームで楽しみながら真剣に企画した商品です。
【 受賞コメント 】
この度は栄えある「日本ネーミング大賞」優秀賞を頂戴し、大変光栄に存じます。
「いまかの」は「となりのおくさんシリーズ」の中でも、ユニークなネーミングと愛らしさを
備えた商品です。
当シリーズは、“お酒の席で盛り上がるキャッチーなネーミングの本格焼酎を作りたい!”という
社長のアイディアで始まったプロジェクトで、私たちの想いに共感していただいた、さつま無双(株)、
神楽酒造(株)、山元酒造(株)との共同開発で生まれた、3社の魅力が詰まった本格焼酎シリーズです。
「いまかの」と姉妹商品の「もとかの」は、さつま無双(株)との共同開発でネーミング通りの商品に
仕上がりました。
お酒の席でのちょっとした笑いは心を和ませてくれます。
忙しい毎日の中でほっと一息ついてもらいたい、そんな想いが詰まった商品です。
今回の受賞を励みに、「いまかの」をはじめとする「となりのおくさんシリーズ」が多くの方へ
認知されて、様々なシーンで楽しんでいただけるよう努めてまいります。
【 ネーミングを作った人の名前・チーム名など 】
株式会社TONAOKU